
ナイキ Total 90 がミュール化!Kids Of Immigrantsが刻む、移民の歴史とフットボールの融合
Kids Of Immigrants(KOI)とNikeが再びタッグを組み、伝説のフットボールシューズ「Total 90」を大胆にミュールスタイルへと再構築しました。フットボールカルチャーと移民コミュニティの深い絆を表現したこの一足は、世代の犠牲と忍耐を称えるメッセージが込められています。
ストリートとカルチャーを繋ぐキープレイヤー、Kids Of Immigrants(KOI)とNikeが、2024年末に大成功を収めたAir Max Sunderに続く、待望のコラボレーション第2弾を発表しました。今回彼らが着目したのは、フットボールシューズの歴史に名を刻む「Nike Total 90」。2026年FIFAワールドカップを数ヶ月後に控え、フットボールとライフスタイルが融合するトレンドが加速する中、KOIはTotal 90をかつてない形で再解釈し、その先見性を改めて証明しました。
今回のコラボレーションの核となるのは、Total 90のフットボールシューズとしてのアイデンティティを保ちつつ、Nike ACGラインから着想を得たタフな要素を融合させた点です。頑丈なトレイルシューズを思わせるカラーリング、ハイキングブーツのようなアウトソールラグ、そして取り外し可能なシュータンフラップなど、随所にアウトドアのDNAが息づいています。そして最も目を引くのが、ヒール部分を大胆にカットオフし、スリッポン式のミュールへと変貌を遂げたデザイン。これは2000年代初頭のNike Air Total 90 III Mocなど、アーカイブモデルへのオマージュでもあります。
このミュール化には、単なるデザインの遊び以上の深い文化的意味合いが込められています。ラテン系コミュニティで「チャンクラ」として親しまれるスリッポンシューズは、家庭履きとしてもカジュアルな外出用としても、日々の生活に深く根付いています。素足での快適さを考慮したコルクインソールも、その文化的背景への配慮です。KOIの共同設立者ダニエル・ブエゾは、このコラボレーションが少数民族の声となることへの献身を反映していると語ります。付属する「Global Entry」のモックIDカードやカスタムパスポート小冊子といったパーソナルなアイテムは、先立つ世代の移民家族が経験した苦難と、それによって可能になった機会やアクセスを象徴し、プロジェクト全体のメッセージを力強く伝えています。
カラーはカーキとブラックの2色展開。カーキはKids Of Immigrants限定販売となり、ブラックはNike SNKRSおよび一部の厳選された小売店で広く展開される予定です。価格は120ドル(日本円で約18,500円前後と予想されます)。発売は2026年5月19日(米国東部時間午前10時)にKids Of Immigrantsのサイトで先行リリースされ、その後SNKRSなどで一般発売が見込まれています。日本国内での展開も期待されるだけに、今後のSNKRS JPでのアナウンスに注目が集まります。
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