
Saint Laurent2026.08.10
サンローランが北京で紡ぐ「官能と親密さ」の物語:No. 223が捉えた愛の刹那
北京のサンローラン・リヴ・ドロワで開催中の写真家No. 223による特別展を紹介。若者の愛と孤独、そして儚い美しさを切り取った作品群が、ファッションとアートの境界線を鮮やかに描き出します。
北京のトレンド発信地として知られるサンローラン・リヴ・ドロワにて、中国の七夕(Qixi)に向けた特別なエキシビションが開催されています。今回フィーチャーされたのは、映画『恋する惑星』から自身の名を冠した写真家、No. 223(リン・ジーポン)。クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロがキュレーションを手がけた本展は、若者の日常に潜む「愛」や「欲望」、そして「孤独」を独自の視点で切り取った作品で構成されています。
展示空間には、瑞々しい果実や柔らかな陽光を浴びた花々、そして重なり合う身体のパーツなど、静謐でありながらも官能的な空気が漂います。No. 223の作品は、刹那的な美しさをフィルムに焼き付けることに長けており、被写体である若者たちの無垢な表情と、その裏側に隠された微かな憂いをコントラストとして描き出しています。鑑賞者は、まるで過ぎ去る夏の記憶を追体験するような、ノスタルジックかつ都会的な没入感を味わうことでしょう。
本展は9月11日まで北京のサンローラン・リヴ・ドロワにて開催中です。直接足を運ぶことが難しい場合でも、この展示が発信する「美の捉え方」は、現代のストリートカルチャーを愛する我々にとっても、ファッションの深淵に触れる貴重なインスピレーションとなるはずです。サンローランが提示する、静かでいて強烈な情熱の形をぜひ感じ取ってみてください。
Gallery


