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すにぶいSneaker Magazine
ミリタリーの無骨さとモードの交差点。Arte Antwerpが仕掛けるadidas「GSG9」の衝撃的変貌
adidas2026.10.21

ミリタリーの無骨さとモードの交差点。Arte Antwerpが仕掛けるadidas「GSG9」の衝撃的変貌

ベルギー発のブランド「Arte Antwerp」が、adidasのタクティカルブーツ「GSG9」を大胆に再構築。非対称のレーシングシステムが、軍用ルーツの無骨なシルエットに洗練された「侘び寂び」を吹き込みます。

ベルギー・アントワープを拠点とする「Arte Antwerp」とadidasによる最新コラボレーションは、ミリタリーの機能性と現代的なファッションの境界線を巧みに越えてきました。ベースに選ばれたのは、警察や特殊部隊向けに開発されたタクティカルブーツ「GSG9」。本来の重厚なラバーソールや耐久性に優れたレザー&スエードの構成はそのままに、アッパーのデザインを大胆に歪ませることで、唯一無二の存在感を放つ一足が完成しました。

今作の最大の特徴は、足の甲を横切るような非対称のレーシングシステムです。このアシンメトリーな構造は、これまでのadidasが展開してきたアバンギャルドなアプローチにも通ずる鋭さがあり、プロダクト全体に「エッジの効いた侘び寂び」というべき独特の美意識を宿しています。サイドに配置されたパンチングによるスリーストライプスは控えめで、あくまで素材の質感とシルエットの違和感に焦点を当てた、ミニマルかつ挑戦的なデザインと言えるでしょう。

カラーリングは日常に溶け込みやすい落ち着いたトーンで統一され、履き口付近にさりげなく施された「arte」の刺繍がブランドアイデンティティを主張します。Y-3などが築いてきた先鋭的なスタイルと、GSG9本来のタフな実用性が見事に融合したこのモデルは、スニーカーフリークだけでなく、モードな着こなしを好む層にも強く刺さるはずです。

現時点ではグローバル展開が中心となりますが、感度の高いセレクトショップでの取り扱いが期待されます。価格帯は日本円にしておよそ30,000円前後と予想され、今後の詳細な販売アナウンスが待たれるところです。